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よくある質問

ARSに寄せられる質問と回答を紹介いたします。

リユース・濾過再生処理サービス(MRS)について

対象の液は?

リユース・濾過再生処理の対象液となるのは、以下の種類になります。
その他につきましては、ARSまでお問い合わせください。

【鉱物油】 加工油、油圧作動油、潤滑油、洗浄油、軸受油、圧延油、伸線油 など
【水溶性】 洗浄液、切削液、研削液、冷却液、高周波焼入液、圧延液、伸線液、白色離型剤、コンプレッサードレン水 など

MRS処理により、有効成分は除去されますか?

MRS処理により有効成分が除去されることは殆どありません。
但し、エマルション切削液、エマルション系洗浄液、エマルションに近いソリュブル液等の有効成分は除去されます。しかしそれらの場合は中空糸膜を使用しないA処理(中空糸前段)により有効成分を除去することなく処理が可能です。


新液と比較して、処理液の性能(品質)はどの程度ですか?

MRSはきょう雑物、混入油分等を殆ど完全に除去しますので、その部分でいえば新液と同等、またはそれ以上といえます。しかし、消耗、減少した有効成分は処理後に濃度測定により充分に補給する必要があります。それによってきょう雑物、混入油分が少なく、有効成分が規定量確保されていれば、新液とは異なりますが、使用にさしつかえない液といえます。


処理後の液は何回程度繰り返し使用ができますか?

何回という回数の表現はできませんが、新液→使用→原液補給→使用→原液補給→〜MRS→原液補給→使用→原液補充〜→MRS→〜という安定パターンにより繰り返し使用ができます。
一般的な水溶性加工液は水の蒸発と持ち出しにより有効成分の補充も頻繁に行われます。再利用時も有効成分の補充を行えば水溶性液は安定した状態で繰り返し使用が可能となります。
溶解物が混入し、イオン化しそれが加工に影響を与えるような条件であれば、(混入量と影響度によりますが)繰り返し使用はできません。


水溶性液に混入した鉱物油は除去(分離)できますか?

鉱物油は100%近く除去可能です。しかし、動植物油の場合は鉱物油程除去できない場合があります。


水溶性加工液に入っている有効成分とは?

用途によっていちがいには言えませんが、界面活性剤、防錆剤、抗菌剤、消泡剤、着色剤、動植物油、鉱物油、その他があります。高周波焼入液等にはこれら以外にも焼入れ性、粘性条件から高分子ポリマー等も調合されています。 これらは使用によって皆均等に消耗するものではないと思われますが、日常的な濃度調整によって最低限のものは確保されると思われます。


エマルション切削液をA処理した場合の処理精度はどの程度ですか?

中空糸膜で最終処理をするB処理では99.9%以上の処理精度が期待できますが、荷電フィルターによるA処理では約30%〜70%の広い範囲で処理精度がばらつきます。定期的にリユース、液交換をすれば精度は上がります。エマルション切削液に他油が混入した場合、初期段階では未だ乳化状態になりませんが、時間が経過するにしたがい、設備稼働による攪拌が繰り返されることによって乳化状態になっていきます。エマルション切削液に入っている界面活性剤の作用により、混入油分が有効成分と同じく乳化してしまい、安定したエマルション状態になってしまうからです。 A処理では中空糸膜を使用していませんので乳化を除去することができません。また、乳化を除去すれば有効成分も除去されてしまうので乳化を除去しないA処理で行う訳です。 つまりエマルション切削液を処理する場合、長期間使用された液程混入油の乳化が進んでしまい、処理効率が悪くなります。
よって定期的なリユースをお勧めします。


変色したエマルション切削液の色は元に戻りますか?

前項で説明しましたようにエマルション切削液が変色しますのは、他油が混入したことによってその混入油分が時間をかけた攪拌状態の中で乳化し、その他油の色が色相となって現れます。これを除去することは出来ませんので、MRS処理により大きく色相が戻ることはありません。しかし、混入油が未だ分散状態に近いものであれば、除去により色相が回復する場合もあります。


変色の原因となる他油が乳化混入していても、使用可能ですか?

基本的には可能です。水溶性液の基本要素は(1)冷却(2)防錆(3)洗浄(4)潤滑ですので、その条件を満たす液であればよいのですが、他油混入による乳化が多くなれば、バクテリアによる腐敗が進行し易くなる事と、石ケンの生成による半固形異物により、クーラントポンプのかじり、ノズル詰まり等の問題が発生し易くなります。しかし、これらは早目のMRS処理を行うことにより改善され、安定します。


水溶液の腐敗の原因となるバクテリアはどの程度の大きさですか?

約0.2μ以上と考えられます。


MRS処理でバクテリアを除去することは可能ですか?

バクテリアの大きさが約0.2μ以上としますとMRSで使用しますB処理中空糸膜の口径が0.02μですから、B処理であれば除去できます。ただし、設備タンクに戻すことにより、配管、タンク内のバクテリアが混入しますので、ゼロにはなりません。


バクテリアの生菌数と腐敗の関係は?

バクテリアは新液状態でも10の3乗個は存在しています。それらが使用条件によって増殖し、10の6乗個程度で飽和状態になります。この飽和状態に近くなってくると腐敗が始まり、悪臭も発生します。バクテリアは存在しても、飽和点以下での管理による使用においては悪臭も腐敗も発生しません。


MRS処理後液の腐敗は起こりますか?

起こります。MRSのB処理液においてはバクテリアはカットされていますが、配管、設備タンク内にバクテリアは存在していますので、それらから増殖は始まります。しかし、処理後液の濃度調整によって補給される有効成分中の抗菌剤等の成分によって増殖は抑えられます。


MRSに載っている処理装置の特徴は?

MRS車載の浄化装置は、特殊荷電処理と中空糸膜の組み合わせによる特許から成っています。特殊荷電は前処理の効率を飛躍的に高め、コンパクトになることとフィルター目詰まり防止を両立させます。荷電された液は不純物を凝集粗大化させ、中空糸膜の目詰まり防止効果も発揮します。荷電なしの場合ですと前処理フィルターの数が増え、装置全体が巨大化して車載はおろかプラントになってしまいます。また、フィルター、中空糸膜の目詰まりも早く、汚染された液を連続処理するにはコストと手間がかかってしまいます。


MRSから出る濃縮廃液の量はどの程度?

通常は5〜10%ですが、処理対象液の油分濃度(混入油分量)が多いとそれに見合った量が排出されます。液種によりますが、処理前液に混入している油分濃度の約10〜15倍です(処理前液油分濃度が約1%の場合、処理液全量の約10%〜15%排出します)。


液の管理基準は?

水溶性、油性共に分析結果での管理基準値はあります。水溶性液の場合、生菌数、錆止め性、消泡性、濃度等々あります。メーカー等がそれぞれの条件で定めたものがあると思われますが、一般的にはその使用条件で設定された濃度管理値のみで日常管理されているケースが殆どです。油圧作動油等については固定的に管理基準の3要素があります。これは使用条件が異なっても油圧作動油として使用する以上、(1)きょう雑物→10mg/100ml以下(2)水分→0.1%(1.000ppm)以下(3)動粘度→±10〜15%以内 というように定められています。これら3要素が基準値以内であれば使用可ということになります。


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